凡人OL成長記

ふつうのひとを気取っている

コロナだと思ってヒヤヒヤした話(今年2回目)

こんにちは、お久しぶりです。

 

題名の通りです。7月の末に、またもや体調を崩してヒヤヒヤしたので記録に残しておこうと思い、記事を書いています。

それにしても今年2回も体調崩して難聴にもなって…ってどうなってるんだ。

 

 

chiyngs8.hatenablog.com

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  • 吐く 

7月末の金曜日。

金曜日ということでかなり疲れも溜まっていました。

なかなか起き上がれない。でも頑張って体を起こす。

なんとなーく気持ちが悪い。でもすぐにでも吐きたいとかではない。

毎朝しっかり食べる派なのですが、この日は無理と判断し、胃薬を飲んで朝ごはんの時間は横になって休むことにしました。

 

そして洗顔歯磨きメイクを済ませたところで吐き気が強くなる。

しばらくトイレに篭った末、豪快に吐きました。

汚い話で申し訳ありませんが、鼻からも嘔吐物が出たため一生あの臭いが付いてくるんです。メイク完成させたばかりなのに顔が嘔吐物まみれになって絶望しました。

 

大人だとお酒に失敗して吐くとかあるかと思うんですけど、お酒に強いということもあり私はまだその経験がなくて、吐くのは小学生ぶりでした。いやーな感じですよねあれ。

 

吐いてすっきりしたので午前半休でいいかなと思ったのですが、しばらくしてまた吐いたので1日お休みしました。年始にも寝込んだせいで有給使い切ってしまったので休みたくなかった…。

 

オリンピックを割と見ている方だし、自担もキャスターとして出ている日だったので、よっしゃ思いっきり見てやる!という気持ちでいましたが、お腹の中に何もないはずなのに吐き気がずっっと続く。

座っていられるけど意識は朦朧としていてテレビには集中できていませんでした。村上信五さんの可愛い顔だけ3場面くらい覚えています。ずっとテレビを付けていたけど記憶はそれだけ。

肝心の熱ですが、この時は36.5くらい。平熱よりちょっと高いけど、体感でも全く発熱してる感じはしませんでした。

 

起きていても仕方がないので横になって仮眠することにしました。

 

 

  • 発熱

11時くらいに目が覚めましたがまだ吐き気は続く。そして熱を測ったら37.0を越していました。

 

これはもしかしたらもしかするかもしれないと思い、いろいろ検索しました。

1月の経験から37度程度の熱だったら保健所も医者もまともに話を聞いてくれないというのをわかっていたので、この時点では病院に行くことは考えていませんでした。

ちょうど東京都の中等患者は自宅療養〜って言われ始めたころだったので、私の住む自治体はどうなんだろうとか、その場合食料はどうすればよいのかとか検索した記憶があります。

 

けどやっぱりしんどいのでうとうとして10分寝て起きてを繰り返していました。

起きるたびに熱を測っていたのですが、じわじわと熱が上がっていき、ついに37.5度を超えたところで親と会社に連絡しつつ、診てもらえそうな病院があるのか調べました。

 

実は今月引越しをしまして、前回とは状況も変わっていました。同じ市内ではありますがまだあまり土地勘のない場所に居るため、地図を見たり口コミを見たりと大変でした。

そしてやはりまずは市の相談窓口に相談するしかとなり、電話をかけました。

この頃には熱も38度近く上がっていて前回よりも状況は悪いので、どんなこと言われるんだろうと思ったんですけど、今すぐ病院に行ってPCR検査を!とかそんな感じでもなく、しんどくて病院行きたいなら今から教える病院だと発熱患者も診てますよ〜、明日土曜日だから不安なら今日診てもらうのがおすすめですよ〜って感じで思ったよりもゆるゆる対応で、何だか拍子抜けしました。

 

病院は2つ紹介していただき、1つは徒歩5分以内にある平日のみ発熱外来ありの病院、もう一つは抗原検査を受け付けているけどその日は休診の病院でした。

 

相変わらず気分も悪いし不安だったので、1つ目の病院に連絡してみました。

「申し訳ございません。現在大変多くの患者さんがいらしているので、本日はもう受け付けておりません。」

ワイ、涙目。

昼の12時くらいだったのですが、この時間で受付終了しているとは思いませんでした。医療の逼迫具合を肌で感じた瞬間でした。

 

もう一つの病院のホームページを見たところ、その日の午前中に予約、午後に検査というシステムになっているとのことだったので、翌日の朝一に予約が取れることを願い、その日に病院にかかるのは諦めました。

 

夕方くらいに水が底をついたので親に助けを求め、食糧を届けてもらうことにしました。前の家と比べて実家から遠くなってしまったし申し訳なく思いましたが、もしコロナだったらコンビニに行くのもアカンよなあと思って頼りました。

 

親っていうのはそういうものなんでしょうけど、吐いたって言ってるのに食べきれないくらいの食料を持ってくるんですよね…。結果的に一週間くらいはまともな食事ができなかったので、いただいた食料のいくつかはカビを生やしてしまって捨てる羽目になりました…。

 

その日はバナナ1本とゼリー飲料だけ食べて寝ました。この2つは本当にありがたかった…。

熱のせいか(夜には38.5を超えてた)寝過ぎだからかわからないのですが、身体中痛くて何回も起きました。

そして、室温は30度を超えていたのにめちゃくちゃ寒い。布団はベットの下にしまっていてかけるものがタオルケットしかありませんでした。ぐるぐる巻きになっても全然温かくなかったです。

 

 

  • 抗原検査と耳の激痛 

翌日。9時から病院の予約ができるとのことだったので、9時過ぎたら即連絡しました。

電話に出たのはお医者さんでした。

 

症状を話したところ、コロナの患者で嘔吐症状がある人はそんなに多くないとのこと(ただし下痢をしていたら怪しいとのこと)で、急性胃腸炎の可能性も高いと言われました。だけど抗原検査はしましょうとなったので予約を取っていただけました。時間的に2番目くらいの受付っぽかったです。

まずは予約が取れて一安心。

 

起きた時点で37.8度ありましたが、昼には36.5くらいに落ち着いていました。

身体の痛みは落ち着いていましたが、今度は喉首耳が痛い。中耳炎が悪化したような感覚。とはいえ、前日は玄関まで歩くのが精一杯だったのとは大違いで、だいぶしんどさは無くなっていました。

 

病院の予約は13時半。家から15分くらいの場所にあるので、ゆっくり休みながら行けるように30分前に家を出ました。

この日は35度を超える暑さ。体調がよかったとしてもちょっと動くだけでしんどい。

ゼエゼエ言いながら病院の前までたどり着きましたが、3階まで上がらなければなりませんでした。コロナ疑いの患者ということで、エレベーターの使用は禁止され、階段を使わなければなりませんでした。地獄…。

 

頑張って病院にたどり着くと、建物の中から先生が手だけ出している状態で待っていました。あらかじめ話があったのですが、患者は病院内に入ることは許されないとのこと。透明のガラス張りの受付から完全防備の医師が手だけ出して(箱の中身はなんだろなみたいな状態)、鼻に棒を突っ込みます。

それで検査は終わり。15分後くらいに電話で結果を伝えるので病院から離れたところで待機しているよう言われました。

 

とはいえ外は灼熱地獄。40度近くあったと思います。そんな中で体調不良なのに待つなんて…と思いましたが、次の患者さんが来るとの事だったので、ゾンビのように付近をふらふら歩きまわりました。この時間心も体もしんどかった…。

ありがたいことに10分くらいで電話がかかってきました。

 

結果は陰性。

先生から胃腸炎かもというお話があった上での検査だったので、前日よりも不安感はなく、「ですよね〜」みたいな感じで結果を受け止めました。

逼迫した状況との事でちゃんとした診察や薬の処方はしていただけませんでした。ただ、薬を飲まなくても吐いて菌を出せば治るはずとのことだったので、とりあえず言うことを聞いて様子を見てみようと思いました。

 

ということで家に帰る。めちゃくちゃしんどい。暑いし息は上がるし頭も耳も激痛。そもそも立っているだけでも苦しい。

晴れて陰性だったので最寄りのドラックストアに寄ってゼリー飲料とアイスを買い込んだ。マンションにたどり着いて、エレベーターの中では耐えきれず座り込んでしまいました。エレベーターのある時代に産まれてよかった…。

 

とにかく首喉耳胸が苦しいので寝ていました。寝ていても苦しい。何度も起きた。

この日は抗原検査とこの痛みの記憶しかありません。

身体を温めたら良くなるかと思って久々に湯船に浸かってみたりもしたのですが、何も変わらず。

前日の高熱の時も解熱剤を飲まなかったのですが(コロナに悪影響の種類の薬もあるっていうネット記事を見てしまったため)、この痛みには耐えきれないと感じたためバファリンを飲んで寝ました。

 

 

  • 有給を2日分溶かす

翌朝。熱は36.0ほど。昨日の地獄の痛みも全くない。ただ、通常より強めの胃もたれがするという感じ。会社で37.5度以上の発熱があった場合は〜云々の決まりがあるので出社してよいのかよくわからないし、まず1時間半の通勤に耐えられる自信がなかったのでこの日は仕事を休みました。

確認してもらった結果、体調が良くなったら出社しても大丈夫との回答が来ました。

が、無理しなくていいよというお言葉を多数いただいたので、これらのお言葉に甘えて翌日までは休むことにしました。

8月の月初が有給追加のタイミングだったのですが、追加された瞬間に消化する羽目になりました…。

 

胃腸が不安定でゼリーかおかゆしか無理…という以外は通常通りだったので、オリンピックを楽しみつつ、普段溜まった疲労を一気に消すかのごとくだらだらしました。

おかげで卓球女子団体は全てリアルタイムで楽しむことができました。

 

1時間半座れずじまいの通勤に耐えなければならないので、翌日は出社に備えて近所をお散歩しました。そこで気づいたのですがなんだか脚の筋が痛い。この季節なのに唇がガッサガサ。

意識的にめちゃくちゃ水を飲むようにはしていたのですが、今になって調べてみたところ、脱水症状のような症状が出ていたようです。たった1日半程度の発熱と嘔吐でこれだけ普段の状態と変わってしまうのか…と思いました。これらの症状はなかなかしぶとくて、一週間近くは治らなかったです。あ、胃腸もそのくらいまでは不安定でゼリー&しっかり煮込んだスープのみの生活でした。

 

そして、発症から5日後からは出社しましたとさ。

 

 

 

  • 言いたい事

このご時世、まじで健康第一。

 

コロナがまだまだ謎多き存在であるがゆえ、自分の身体に何が起きたとしてもまずはコロナを疑って不安に陥ると思います。

そしてこの世の中、少しでも風邪症状がある患者は病院にかかること自体大変です。何件も何件も断られるうちに、心が折れて「ああこのまま病名もわからず死んでしまうのではないか(大袈裟)」と思ってしまいます。

 

コロナ経験者でもなんでもありませんが、このご時世、健康でいる事が自分にとっても周りにとっても重要なことなんだと改めて痛感しました。

 

 

 

…医師の言葉を引用して「コロナに嘔吐の症状が出ることは稀」と書きましたが、とあるネット記事ではデルタ株の患者さんで絶え間ない嘔吐症状に苦しめられている方がいるといったことが書かれていました。変異株では嘔吐や下痢などの症状もよく見られるようになってきているらしいです。

 

ではまた。